平日の月曜日。
朝6時に起床。
腕の筋力がないため、着替えや歯磨きなど身支度に15分くらいかかる。
今のところ食事は普通に摂ることができるが、健常者と比べると遅い。
8時前には出勤。
パソコンを立ち上げ、未処理の課題や未読のメールなどを確認する。

ありがたいことに、このブログをお読みいただいている方々から、「一体どんな仕事してるの?」とご質問をいただくことがある。

簡単に言うと、経理と総務を合わせたような地味な仕事。
一日中席から動かずPCとにらめっこするときもあるし、会議詰めになるときもある。

遅くても20時には帰宅。
家族は食事を終えているので、一人で夕飯を食べることが多い。
風呂に入ってから独自のストレッチ体操をするのが日課。
その後、マンガ読んだりゲームしたり。
日付が変わる前には寝る。

月~金までこんな日常を筋ジストロフィーという病気と一緒に過ごす。もう何年も。

年々病気は進行していると実感するが、フルタイムでもデスクワーク中心の仕事だから進行もゆっくりなのだろう。
もし外回りが多い営業職や立ち仕事が多い接客業だったのなら、今頃は歩行困難な状態になっていたかもしれない。

筋ジスは病状のタイプが多く、また人それぞれ進行状態に差があるため、一概に言えないが、以下のことができれば働くことができると考えている。

・意思疎通ができる
・3時間くらい座っていられる
・車いすでも5m程度なら歩行できる(杖、手すりを利用して)
・つかまるところがあればイスから立ち上がれる
・一指しゆびを動かすことができる
・時間がかかっても一人でトイレの後始末ができる
・時間がかかっても一人で食事ができる

基本的にはPCを操作して事務処理をする仕事を想定。
簿記やMOSなどの資格はあるに越したことは無いが、別になくても問題ない。
私は若かりし頃にこれらの資格を取ったが、胸を張って「役に立った」とは思わない。

Excel、Wordの基本操作ができれば十分。(Youtubeで丁寧な操作説明を視聴できる)
もしAccessの基本操作が可能なら尚のこと。

障害者雇用枠は拡大している。
従業員46名以上の中小企業から、大企業、官公庁まで求人枠がある。
一般枠だと門前払いの超一流企業でも、身体障害者枠だと入社しやすい事実がある。
また、一部の企業では自宅勤務制度を実施している。
高齢化、労働人口減少が加速度的に進んでいる中、障害者雇用の機会は本当に開かれつつある。

もちろん、地域差があることは確かだが、それは一般枠でも同じこと。

重要なことは、「障害を負っても働きたい」という思いを持つこと。
身体に障害があっても、最低限のことが自分でできるのであれば、働くことは可能だ、と考えていかなければならないと思う。

健常者も障害者も平等に降りかかる、ある言葉を思い出す。それは、
「自分が動かなければ何も変わらない。」ということ。

結果はどうであれ、今の状況よりは前進すると信じている。

そして、障害があっても、必ず働くことへの道は開かれると信じている。