障害者ゆえの様々な行動の制約。
心の中では常に葛藤している。
「雨が降ってる。滑りやすくなるから外出はやめよう・・・」
「子どもたちを動物園に連れて行ってやりたいけど、長く歩けないし・・・」
「あの人が不思議そうな顔で見てる・・恥ずかしい・・・」
「筋ジスなんだからしょうがないじゃん!」
「チクショー!なんで俺はこんな身体なんだ!」

いくら考えても答えなんて出ない。
結局は今の自分を受け入れて、前に進んでいくしかない。

〇坂道や段差が怖い
私にとって、坂道は転倒するリスクが非常に高い。
特に上りは注意しなければならない。
大きな理由として、大抵、坂道には手すりは設置されていない。
もし、よろめいたり、つまづいてしまったら、今の私はすぐに転んでしまうだろう。

怖いのは坂道だけではない。スロープ的なちょっとした傾斜や数センチ程度の段差もキケンだ。
5度程度の傾斜でも、気が付かずにそのまま歩いてしまえば、靴のつま先を引っ掛けるかもしれない。
段差も同様。

これらを念頭に周りを見回していると、意外にもこのような場所は多いことがわかる。

公園までちょっと足を延ばせば、さっそく入口付近にスロープや段差がお出迎えしてくれるし、ちょっとオシャレな施設に入れば、ビジュアル的に工夫された段差を目にすることもある。
何度も転びそうになった経験があるからこそ、このような場所はとても目に付く。

歩行可能だが、坂や段差で転倒するリスクを常に負う状態。

私のような中途半端に動ける者には辛い環境だと感じることが多い。


〇階段がキツい
今のところ、下りることは問題ないが上ることに苦労している。
坂道と違い、階段には手すりがあるところが多い。

手すりにつかまりながら、ゆっくりと一段一段上る。
長い階段になると途中で休む。
手すりがないところでは一人で上れない。

階段はなるべく利用しないようにしている。
利用を避ける大きな理由は4つある。
・ゆっくり上るので、他の利用者に迷惑をかける。
・転倒して大けがをする可能性がある。また、他の利用者にぶつかるかも知れないため、リスクが高い。
・手すりにつかまりながらゆっくり上る様子を他の人に見られたくない。
・子どもが一緒にいると、ついていけない。

子どもについていけないことに関しては、もう少し子供たちが成長すれば、パパの身体の状態に理解を示してくれるばずだから、いづれ解消するだろう。
ただ、その時には階段を上れるのだろうか。。


3年前と比べると、筋ジスはかなり進行していると実感。
なぜなら、ちょっとした傾斜、段差や階段を警戒することはほとんどなかった、否、怖いとかキツいなどと感じることは無かったからだ。
そう考えると、ゆっくりだが確実に病気は進行しており、これからの3年は、本当に歩けなくなっているかもしれない。

障害を負っているからといって、弱気になっていられない。

今はまだ坂道を歩けるし、階段だって上れる。
この事実には感謝していかなければならない。

無理せず筋ジスとうまく付き合っていけば、3年という時間が進んでも、自力で歩けるし、働くことができることを体現していきたい。