少し前に、会社の人たちに筋ジスを患い、障害があることを伝えた。
さすがに全社員には告知していないが、社内で密接に関わる人にはあらかた話している。

話をする前はプライドが傷ついたり、恥ずかしいと感じていたが、話してしまえば何てことは無い。


周りからサポートしてもらえるのでとても仕事をやりやすいし、肉体的に無理しなくても良いので筋力の維持にも良い環境だと思える。

健常者と障害者の中間地点にいる私(どちらかというと障害者寄り)の苦悩はまだまだ尽きないが、このブログを始めた数カ月前の心境とは全く異なる。

あの頃は将来を悲観したり絶望しかイメージできなかった。
病気のことがバレないように意識しすぎて健常者を装うことに必死だった。

このままではマズいとわかっていても。

そんな私に一歩踏み出すきっかけを与えてくれたのは、コンビニで出会った電動車いすの若者だった。

彼と出会わなければ、今も私は悲観的な思考の殻から脱することはできなかっただろう。

まだ中途半端に動ける状態だが、数年後には歩けなくなるかも知れない。
絶望的なことだが、今は「なるようにしかならない」と受け止めることができるようになった。

今年一年を振り返って、一番大きな変化をひとつだけあげるとしたら、この心境の変化だろう。

それもこれも、つまるところ自分の在り方次第だということが良く分かった。

2018年はどんな年になるのか。

自分の在り方次第で良くも悪くもなることを肝に銘じたい。