早いものでもうすぐ年の瀬。
私の中で一番大きな出来事としては、会社に筋ジスのことを告白したこと。
なかなか言い出せなかったが、結果として前向きに受け取ってもらえることができたので、今はとても働きやすい。
できれば定年まで働き続けたいが、病状は確実に進行しており、厳しいかも知れない。

昨年末から現状を思い返してみると、足腰の筋力が目立って衰えている。

例えば、パイプ椅子に座った場合、昨年は問題なく立ち上がることができたが、今に至っては何かにつかまらないと立ち上がることができない。

ソファー、便座も同様。

起居動作という、座る・立ち上がる・寝返り・起き上がりなどの姿勢変換の動作のうち、立ち上がるために必要な筋力が、この1年間で大きく衰えたのだ。

来年あるいは再来年・・・
立ち上がるためには人の介助が必要になるかも知れない。

そうならないためには多少の筋力アップに期待するしかない。

残念なことに筋ジスの状態で筋力アップは難しい。
医学的根拠もない。

しかし、私の実体験ではその可能性を否定的には捉えられない。

来年の今頃、「椅子から立ち上がることができた」と言えるようになりたい。