仕事の打ち合わせなどでよく喫茶店を利用する。
会社の同僚や取引先の方は、冬場は大抵ホットコーヒーを注文するが、
私はいつもアイスコーヒーを頼む。

寒いとき、本当はホットコーヒーを飲みたいのだがアイスコーヒーはストローを使えるのでとても飲みやすく、動作も自然体。
腕の筋力が全くないので、
ホットコーヒーのようにストローを使えない飲み物は、肘の付近をテーブルなどの端に当てて固定しなければ飲めない。
ちょっと変わった、独特な飲み方だ。

以前、打ち合わせ中にホットを頼んだ時、同席者の視線がこちらに向いてない隙を見計らって、その独特な飲み方をしてコーヒーを飲むことにとても気を遣うし疲れた。
それ以来、寒くてもアイスコーヒーを頼んでいる。

まだ私は人と違うことを恥ずかしいと感じ、普通を装うことばかり考えている。
アイスコーヒーを注文する真の理由は飲みやすいからではなく、飲む動作を普通に行える、つまり普通を装えるからだ。
普通と違うこと、障害者になりつつあることを受け入れてない証拠だ。

こんな私を10年後の私が見たら、「装うだけ無駄なこと。堂々としてしていればいいのに。バカだな」と言うんだろうなぁ