いつも歩くときは転ばないように細心の注意を払う。
躓き、転倒して、骨折してしまったら、一生歩けなくなる可能性がとても高いからだ。

骨折した場合、治療のため数カ月は折れた部分を固定して動かすことができなくなる。
そのため、骨折が完治した後は固定されていた部分の筋力が大幅に低下する。
リハビリして筋力を回復させる必要があるが、

筋ジスである私の場合、骨折は完治したとしても、治療のため固定されて動かすことができず、衰えてしまった筋力を元に戻すことは極めて困難。

最近、よく躓く。

凸凹した道路やジャリ道は特に。
もし勢いよく転倒し、骨折した後の未来を想像するとゾッとする。
躓くたびに病気の進行を実感し、同時に転ばないように細心の注意を払っていても転びそうになることに、大きく自信を失う。

いろいろなリスクと相対しながら将来に不安を抱えて今日も明日も生きていかなければならない。

辛い

ハッキリ言って、こんな日々にウンザリしている。

できることなら、こんな悪夢から解放されたい。

一方で、家族や会社のために踏ん張らなければならない。。
常にこんなことばかり考えている。

私より難病や重病で苦しんでいる方の中には、悲観せず何事にも前向きに考えている方を見かける。

私は弱い。

彼らのような強さをいつか身につけたい。