熱くなってスイスフランに手を出してロスカットを喰らったことがある。

最大レバレッジ300倍ができた時代。

時には1週間で当時の年収半分レベルを稼ぐ時だってあった。

円高市場の民主党政権下、損切りしないショートポジションをとれば面白いように勝てた。

それを繰り返した結果、勝つことが当たり前のような感覚が私を支配していった。

そして慢心極まり、仕事でミスして上司に怒られても、逆ギレするくらい人格が歪んでいた。

「億稼ぐのは時間の問題」なんてアホな発想をしており、独身だった私は自由気ままだった。

もちろん、筋ジストロフィーのことなんて存在すら知らなかった。


今思えば、これはファイナンスではなく、完全にギャンブルだ。

妻子を養う身でこんなことは絶対にできない。

しかし、
様々な葛藤はあったが、もしも当時の手法が今も通用するのならば、コントロールさえすればとても有効な投資になるはずだ。

そして、、、
デモチャート上で少し検証してみた結果、、60~70%の勝率だった。

手法といってもそんなに特別なものではない。
ローソクチャートをベースにネックライン、トップとボトムの角度にラインを引き、移動平均、エリオット波動、フィボナッチ数列を当て込んで、勝手なシナリオを描くだけ。

数多くの投資家が昔から利用しているものを組み合わせて予測するだけ。

当時のような勝率を追い求めてはいけない
利益確定と損切りを設定し、厳格に機械的に取引する
リスクリワード1:1.5

こうすれば安心・・・ではない。
仮に利益、損切りポイントを厳格に設定していても、値動きが激しいと決済されないときがある。

以前利用していたFX会社ではダメだ。

多少スプレッドが広くても、スリッページが起きにくく、約定率が高い運営会社で取引した方がよい。

調べた結果、定評あるヒロセ通商とマネーパートナーズに口座開設してメイン運用することにした。

そしてもう一組、XM Trading、OANDAでも口座開設したい。

なぜなら、重要な武器であるメタトレーダー4(MT4)を得るためだ。
これがないと戦えない。
昔はインターネット上に落ちていたのに、世知辛い世の中だ。

バイナリーオプションをほとんど使わない私にとって、チャートに引くラインが少しでもズレると困るから、なるべく精度の高いMT4チャートを表示してくれるXM社は必須。
OANDAの海外株式、先物チャートも確認したい。

とりあえず、利益目標は電動車椅子を買えるくらい・・頑張ってみようと思う。

私は筋ジス
転んで骨折したら寝たきりになるかもしれない
でも幼い子供がいる家族持ちで住宅ローンもたっぷりある

あのときのような加熱した投資は絶対にしない