私は、筋肉へ大きな負荷をかけないように生きなければならない。
そのためには家族や会社の同僚のサポートがとても大切。

筋肉への負荷について、常に気を付けながら生活をしているが、それでも筋力低下は避けられないと実感している。

イスから立ち上がれなくなったこと・・・

昨年、最も筋力低下を実感したことは、足腰だけの筋力でイスから立ち上がれなくなったことだ。

イスの一般的な座高は45~50㎝。
この高さで座ると自力で立ち上がれなくなる。

パイプ椅子、トイレの便座、ソファー、ベンチ・・・

イスの前に机や手すりなど、つかまることろがあれば立ち上がれるのだが、何もないところでは誰かに手を貸してもらわなければならない。

気軽に一人で病院へ行くこともできない。
疲れてベンチに座ることも気軽にできない。

常に誰か=介助者と行動する必要がある。

座る動作は、様々な場面で日常茶飯事に行うため、とても不自由を感じてしまう。

だんだん出不精になっているような気がする。

ほんの1年で大きく変わってしまった。

今年はどこの筋力が低下し、何ができなくなってしまうのか。

新年を迎えても気持ちを新にできない。
筋ジストロフィーの前では。