夏季休暇。
家族と一緒にズーラシアへ。
ここは、バリアフリーのエリアが多い。
そしてとても広い。

筋ジスが発症して間もない頃、何とか歩き通せたが、今はとても難しい。
無理すればできないわけではないが、病気が悪化することは確実。

車いすを利用することに様々な葛藤があった。

周囲の目が気になる
炎天下、妻は車いすをおしつづけられるのだろうか
車いすの夫を妻はどう思うのか
車いすを利用しているパパを子供たちはどう思うのか

でも、子供たちを楽しませてやりたい!

妻とよく話し合い、
「何をくよくよ考えているの!堂々としていればいいじゃん!今のうちに練習しておいた方がいいよ」
と、背中を押され、車いす利用を決心した。

事前に車いすを予約しようとズーラシアに問い合わせたが、常時30台以上あるから予約の必要はないとのこと。

当日、ドキドキしながら入口へ行ったが、あっさりと手配され流れに任せて着座。

それを見た子供たちは大はしゃぎ・・・

パパの車いす押し係りを取り合い・・・

動物より車いすに興味があったようだ。。。

熱中症に気を付けながら半日過ごした。

予想外。
3分の1は子供たちが押してくれたため、妻の負担も減らせた。

結果として、車いすには大満足。
当たり前だが、足腰の負担はほとんどない。

一度乗ってしまうと、恥ずかしい気持ちや周囲の目線や家族の気持ちなど、葛藤していたものがウソのように吹き飛んだ。

帰りの車中、疲れたんだろう・・バックミラー越しの家族の寝顔を見ながら

「なるようにしかならない。」
と声に出して自分に言い聞かせた。

次はディズニーランドだ!
電動車いすや電動カートを利用できるから、家族の負担も減らせるな。